2022/10/16 15:46

はじめに

CBDやCBNというキーワードを一度でも聞いたことがある人が多いと思います。
ですが、実際にはどんな効果があるのか、安全に使えるのか、といった疑問を持っている人は多いでしょう。
この記事ではそんなみなさんの疑問を解消し、CBDやCBNを生活に取り入れてQOLの高い生活を送れるように、特にCBNについて詳細を解説しました。
この記事を読むとCBNやCBDに関する基本的な知識を身につけることができます。


CBNとは

CBNとは『カンナビノールCannabinol』の略称です。
カンナビノイドと呼ばれる、麻に含まれる化学物質の総称の一種でTHCから分解されて生成された成分です。
CBNは原料から1%ほどしか抽出できないため、『レアカンナビノイド』とも言われています。
レアカンナビノイドとはその名前の通り、「希少な」カンナビノイドのことを指します。
通常、CBDやTHCは原料から20%ほどとれるのですが、CBNは約1%ほどしかとれないことからレアカンナビノイドと呼ばれています。

CBNの効果

レカンナビノイドであるCBNの効果にはどのようなものがあるのでしょうか。
CBNの大きな特徴として「睡眠の改善、不眠解消」に効果的なことが挙げられています。
この見解は日本臨床カンナビノイド学会も示しております。
CBNは睡眠改善の他にも、痛みの緩和、炎症抑制、抗酸化作用といった効果も明らかになっています。

CBNは違法ではない

THC自体は精神作用を及ぼすもの(いわゆるハイな状態)で、日本では禁止されている成分です。
CBNはTHCから分解されて生成されていると聞いて不安に思う人が多いのではないかと思います。
結論から言うと、日本では大麻草の成熟した茎や種子から採取し、THCが検出されなければ違法ではないです。
大麻取締法では大麻を部位ごとに規制しています。
花穂、葉、未成熟の茎、成熟した茎から分離した樹脂、根に対しては規制をしているためアウトですが、成熟した茎や種子から抽出する場合は大麻取締法の規制対象外のため、合法です。
THCが含まれているかいないかについては、専門の機関においては成分分析が可能なため一般ユーザーが自身で検知することは難しいですが、販売側がCBN製品にTHCが含まれているかいないかの検査をするケースがほとんどなので、成分分析表を開示している販売者から購入することで、リスクを限りなく低くすることは可能です。

CBNの副作用

ここまで読んでもらうと、CBNには睡眠改善といった特徴があり、合法となると摂取すると何か副作用があるのではないかと思う人もいると思います。
CBNの副作用ですが、結論からいうと有害な副作用はほとんどありません。もしくはまだ有害な副作用が報告されていないです。
人によっては、CBN摂取によって強い眠気を感じる人もいますが、基本的には用法・容量を守って摂取すれば問題ないです。

CBDとCBNの違い

CBNもCBDと同じくらい見たり聞いたりするようになると、結局この2つは何が違うのか、と疑問に思う人が多いと思います。
CBDとCBNの違いは大きく2つあります。
まず一つ目が生成方法が違います。
麻の成熟した茎や種子から抽出されたCBDと違って、CBNはTHCが酸化して分解されてできた成分です。
また、CBDは一つの原料あたり20%ほど抽出できますが、CBNは約1%ほどしか抽出できないのでレアカンナビノイドと呼ばれています。
二つめの違いは効果です。
まず、CBDとCBNに共通の効果として、睡眠改善、抗酸化作用が挙げられます。
一方で、CBNにはあるけれどCBDにはない効果は食欲増進効果です。

CBDは合法?

CBN自体が麻からとれる成分と聞いて、違法ではないのか、日本では捕まってしまうのではないかと不安に思う人もいると思います。
結論から言うと、CBN自体は違法ではないので日本において安全に使用できます。
ここでは、CBNが日本では安全に利用できる理由を説明していきます。
麻、大麻草と聞くと、日本では規制されていて使用自体が危険と思う人が多くいるかと思いますが、大麻取締法では大麻を部位ごとに規制しています。
花穂、葉、未成熟の茎、成熟した茎から分離した樹脂、根に対しては規制をしているためアウトですが、成熟した茎や種子から抽出されたCBDは規制対象外のため、合法です。

CBNの使い方

ここでは、効果的なCBNの取り入れ方を紹介していきます。
取り入れ方としては大きく4つの方法があります。

CBNの取り入れ方
①CBNオイル
②CBN Vape・リキッド
③CBNグミ
④CBNスキンケア

①CBNオイルは食品として口から摂取します。
ティンクチャーになっているものがほとんどですので、ティンクチャーをそのまま舌下に垂らして摂取する、もしくは珈琲、紅茶、ヨーグルトといった食品に垂らして摂取するのがおすすめです。
また口から摂取する以外にも、オイルなのでそのまま直接肌に塗ることも可能です。

②CBN Vapeやリキッドは、吸引して摂取する方法です。
電子タバコ(Vape)のアトマイザーにリキッドを入れて吸引することが一般的です。
普段からタバコやシーシャに慣れている方はVapeが吸引しやすいですが、慣れていない人にとっては始める時のハードルが少し高いです。

③CBNグミはその名前のままで、CBNの原料が入ったグミを食べる方法です。
現在はグミ意外にも、CBNが入った食品が多く流通しているので、一番取りやすい食品を通してCBNを摂取するのがおすすめです。

④CBNスキンケアは、CBNが入った化粧品やバームなどを肌に塗るというものです。
皮膚の炎症などには直接効果があります。